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「こんなはずじゃなかった」——長年、会社に“都合よく使われてきた”と感じているあなたへ

2025.5.18
コラム

はじめに:そのモヤモヤ、放っておいて大丈夫?

「気づいたら、周りより責任が重くなっていた」
「給料は増えないのに、仕事だけ増えていく」
「なんでも頼まれて、断れずに引き受けてしまう」

もし、こんな状況に心当たりがあるなら——
あなたは今、“都合よく使われてしまっている”状態かもしれません。

今回のテーマは、そんなふうに長年働いてきた人のリアルな悩みと、そこから抜け出すためのヒント。実際の事例も交えてお話ししていきます。


事例1:40代前半・営業職・男性

「気づけばプレイングマネージャー」状態に

Aさんは、都内のメーカーで15年間営業職として働いてきました。
数字も出せるし、後輩の指導も得意。そんなことから、上司の補佐的なポジションを任されるように。ところが、役職は変わらず、給料も据え置き。部長が不在のときは、実質すべての責任を背負っていたのに、返ってくるのは「助かってるよ、ありがとう」だけ。

Aさんいわく、
「頼られるのは悪くないけど、正当に評価されないことが続くと、むなしくなってきたんです」

その後、外資系の企業に転職。成果がしっかり評価される環境で、やりがいを取り戻しました。


事例2:50代前半・管理部門・女性

「〇〇さんしかできないから」と言われ続けて

Bさんは中小企業の管理部門で、総務と経理を10年以上兼任してきました。
「〇〇さんがいないと会社が回らない」と言われ、責任ある仕事をどんどん任されるように。でも、給料は後輩と同じレベル。業務の分担をお願いしても、「文句があるのか」と逆に責められることも。

転職後は、スキルを正しく評価してくれる会社に。仕事量は減り、収入は1.3倍にアップしました。


なぜ“都合よく使われる”ようになるのか?

こんな特徴がある人ほど、周りから便利な存在として扱われがちです。

  • 頼まれると断れない
  • 責任感が強い
  • 長く同じ職場にいて、いて当たり前の存在になっている
  • 感謝の言葉だけで片づけられてしまう

こんなサインが出ていたら、要注意です

  1. 仕事の量や責任だけが増えているのに、待遇は変わらない
  2. 「ありがとう」や「助かるよ」で済まされて、評価に結びつかない
  3. 仕事にやりがいよりも、疲れや不満を感じることが増えた

このままでは、自分の大切な時間やエネルギーをすり減らすだけかもしれません。


キャリアを守れるのは、自分だけ

「もう若くないし…」
「今さら転職なんて…」
そう思って、今の環境にとどまってしまう方は多いです。でも実は、40代・50代でキャリアチェンジをする人は、ここ数年でかなり増えています。

経験やスキルが豊富なミドル世代は、多くの企業から求められる存在です。
「ちゃんと評価してくれる場所」で働くことは、これからの人生を充実させる大事な一歩になります。


まとめ:もっと大切にされてもいい

これまで、会社のために一生懸命頑張ってきたあなた。
でも、「我慢」や「便利屋扱い」で報われないのなら、それは見直すサインです。

“都合よく使われる働き方”から、
“自分をちゃんと評価してくれる働き方”へ——

あなたには、もっと大切にされる働き方があります。


キャリアに迷ったら…

「このままでいいのかな」と感じたら、一度キャリア相談してみませんか?
今の仕事を続けるべきか、転職を考えるべきか。あなたの強みを一緒に見つけていきましょう。


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