【実例あり】転職で資格は役に立つ?後悔しないための選び方と活かし方

2025.5.04
コラム

「転職したいけど、何か資格があった方がいいのかな…?」

そんなふうに考えたことはありませんか?
特に未経験の仕事に挑戦したいときや、キャリアチェンジを考えるときに「自分の強みってなんだろう」と不安になることも多いですよね。

今回は、「転職と資格」の関係について、実際の成功事例も交えながらわかりやすくご紹介します。
資格がどんなときに役立つのか、どうやって選べばいいのか、一緒に見ていきましょう。


資格は転職に役立つの?

結論から言うと、資格があれば転職が必ず成功する、というわけではありません
でも、条件によってはすごく強い武器になることもあります。

資格が効果を発揮する場面

  • 未経験の職種にチャレンジしたいとき
  • 経験が浅くてスキルをアピールしにくいとき
  • 応募条件に「○○資格必須」と書かれているとき
  • 自分の“やる気”を証明したいとき

逆に、営業や販売など「人柄や経験」が評価されやすい仕事では、資格より実績のほうが重視されることもあります。

つまり、資格は“使い方”が大事なんです。


実際にあった!資格で転職がうまくいった3つの事例

【事例①】アパレル販売から医療事務へ

28歳・女性/販売職からオフィスワークへ転職希望

販売職から事務職に転職したくて動き始めたけど、未経験のため書類すら通らない…。
そんなとき、通信講座で医療事務の資格を取得。
「しっかり準備しているんだな」と評価され、個人クリニックの医療事務に内定しました。

ポイント:
資格が「この仕事に本気で挑戦したい!」という姿勢を伝えてくれました。


【事例②】営業からキャリアアドバイザーへ

35歳・男性/営業経験10年、人材業界に興味あり

人ともっと深く関わる仕事がしたいと考え、国家資格のキャリアコンサルタントを取得。
未経験ではあったものの、これまでの営業経験+資格で転職に成功。
今では人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして活躍中です。

ポイント:
「ただの興味」ではなく「準備してきた意志」が評価されました。


【事例③】経理職で年収50万円アップ!

32歳・女性/中小企業で経理を担当

転職活動中に日商簿記2級を取得。
「やる気+経験」がセットになり、上場企業からオファー。
年収も50万円アップという結果に!

ポイント:
資格が“実務能力の裏付け”としてしっかり効きました。


資格があまり役に立たなかったケースも…

残念ながら、資格があってもうまくいかないケースもあります。
その理由は主にこの3つです。

1. 市場のニーズと合っていない

どれだけ勉強しても、その資格が応募先に必要とされていなければ意味がありません。

2. 活かし方が説明できない

「資格はあるけど、それをどう仕事に使うの?」という点を話せないと、面接では弱い印象になってしまいます。

3. とりあえず取っただけに見える

「とにかく不安だから資格を取った」だけでは、アピールとして弱くなります。


どんな資格が転職に有利?

自分の目指す職種や業界によっても異なりますが、実務に直結しやすい資格は特に評価されやすいです。

分野おすすめ資格特徴
事務職日商簿記2級、MOS業務スキルを証明しやすい
IT基本情報技術者、ITパスポート未経験からでも挑戦しやすい
医療・ドラッグストア医療事務、登録販売者女性にも人気で安定性あり
人材業界キャリアコンサルタント国家資格で信頼度が高い
不動産宅地建物取引士(宅建)独占業務があるため価値が高い

資格を上手に活かすための3つのコツ

「なぜこの資格を取ったのか」を話せるようにする

資格を取った理由=その仕事に向き合う姿勢を伝えることができます。

「仕事でどう使えるか」をイメージしておく

たとえば、「簿記を活かして経理の補助業務を早く覚えられると思います」など、具体的に語れるとGOOD。

「この資格をどう将来に繋げたいか」を考える

資格はゴールではなく“スタート”。
「将来は○○の専門性を高めていきたい」という未来の話ができると印象アップです。


まとめ|資格はあくまで“道具”。使い方次第で強力な味方に!

転職に資格は絶対必要!というわけではありません。
でも、選び方と活かし方次第で、あなたの意欲や将来性を伝える強いツールになります。

資格を取る前に、

  • 自分はどんな仕事を目指したいのか?
  • その仕事で資格は評価されるのか?
  • どうやってその資格を使っていきたいのか?

この3つを一度整理してみましょう。


「転職×資格」で悩んでいるあなたへ

どの資格がいいのか迷ったり、どこから始めればいいのかわからなかったりしたら、転職エージェントやキャリア相談を活用してみるのもひとつの方法です。
市場のニーズや、あなたの強みをプロの目線でアドバイスしてもらえますよ。


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