30代で広告業界に転職する人が書類選考で差をつける自己PRの作り方
30代で広告業界へ転職する場合、20代とは評価軸が違います。
見られるのは「伸びしろ」ではありません。
即戦力かどうかです。
その判断材料になるのが、自己PRです。
広告業界といっても幅広い世界があります。
たとえば総合広告会社の電通、デジタルに強いサイバーエージェントなど、求められる人材像は少しずつ異なります。
しかし共通しているのは、
成果を数字で語れる人材が評価されるという点です。
本記事では、30代が書類選考で差をつける自己PRの作り方を、事例とともに解説します。
30代の自己PRで見られる3つのポイント
30代に求められるのは、次の3つです。
- 数字で示された成果
- 課題解決のプロセス
- 再現性
たとえば、
×「営業として売上向上に貢献しました」
これでは弱い印象です。
〇「既存顧客のLTV向上を目的に提案内容を再設計し、年間売上を前年比125%に改善しました」
具体性があると、説得力は一気に高まります。
広告業界は、常に数字で評価される世界です。
クリック率、CVR、CPAなど、結果は数値で判断されます。
だからこそ、自己PRも数字で語る必要があります。
未経験でも通用する考え方
30代で未経験から挑戦する場合、広告経験がなくても問題ありません。
重要なのは、
広告と共通するスキルを示せるかどうかです。
広告業界で求められる力は、例えば次のようなものです。
・課題発見力
・仮説構築力
・データ分析力
・提案力
・プロジェクト推進力
法人営業経験があれば、
・顧客課題のヒアリング
・提案資料作成
・クロージング
・受注後フォロー
これらはそのまま広告営業にも活かせます。
経験そのものではなく、
構造を言語化できるかどうかが勝負です。
自己PRは「型」で作る
自己PRは、次の順番で書くと読みやすくなります。
① 結論(自分の強み)
② 課題
③ 施策
④ 成果(数字)
⑤ 広告業界でどう活かすか
この流れだけで、文章は一気に整います。
事例① 法人営業から広告営業へ
悪い例
「法人営業として新規開拓を担当し、売上拡大に貢献しました。」
抽象的で印象に残りません。
良い例
「法人営業として新規市場を担当しました。競合が多く受注率が低迷していたため、顧客の購買プロセスを分析し、提案内容を価格訴求型から課題解決型へ転換。その結果、受注率を18%から32%へ改善し、年間売上を前年比130%に伸ばしました。この顧客分析力と提案再設計の経験は、広告営業にも活かせると考えています。」
数字とプロセスがあるだけで、印象は大きく変わります。
事例② マーケ担当から広告代理店へ
弱い例
「SNS運用を担当しました。」
改善例
「BtoC商材のSNSマーケティングを担当。エンゲージメント率低下を課題とし、投稿データを分析。反応の高い投稿パターンを抽出し、クリエイティブと投稿時間を最適化しました。その結果、3か月でフォロワー数を1.6倍、CVRを1.4倍に改善しました。データを基に改善サイクルを回した経験は、広告運用にも活かせます。」
広告業界では、
データを扱える人材は強いです。
30代がやりがちなNG
・抽象的な強みだけを書く
・マネジメント経験だけを強調する
・熱意だけで押す
「コミュニケーション力があります」では差はつきません。
「広告が好きです」だけでも足りません。
成果とセットで語ることが大切です。
30代は「成果責任」で見られる
20代はポテンシャル。
30代は成果責任。
採用担当は、
「この人にクライアントを任せられるか?」
という視点で見ています。
だからこそ、
・数字責任を持った経験
・修羅場を乗り越えた経験
・主体的に動いた経験
これらがあると強いです。
まとめ
30代の自己PRは、
経験の紹介ではなく「成果の証明」です。
大切なのは、
・数字で語る
・プロセスを書く
・再現性を示す
この3つ。
あなたのこれまでの経験は、必ず広告業界につながります。
あとは、それを論理的に整理できるかどうかです。
書類選考は、戦略で通過率を上げられます。
30代は「説得力」で勝負しましょう。