30代コンサル志望者が書類選考で評価される職務経歴書の構成とは?
30代でコンサル業界を目指す場合、評価軸は20代とはまったく異なります。
見られるのは「ポテンシャル」ではなく、
即戦力かどうか。
戦略系のマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン コンサルティング グループ、総合系のアクセンチュアであっても、本質は同じです。
採用担当が考えているのは一つ。
この人を、明日からプロジェクトに入れられるか?
その判断材料になるのが、職務経歴書の「構成」です。
なぜ構成が重要なのか?
コンサルは“論理の仕事”です。
・読みやすい
・要点が明確
・数字で語られている
この3点が揃っているだけで、評価は大きく変わります。
逆に、
・時系列の羅列
・抽象的な表現
・成果が不明確
このような書き方では、どれだけ実績があっても伝わりません。
職務経歴書は「経歴の説明」ではなく、
課題解決力の証明書です。
30代が見られる3つのポイント
① 専門性(What)
どの領域で価値を出せるのか。
② 成果(Result)
どれだけのインパクトを出したのか。
③ 再現性(How)
なぜ成果が出せたのか。
この3点が整理されていなければ、通過は難しくなります。
評価される職務経歴書の構成
結論から言うと、以下の順番が最適です。
- エグゼクティブサマリー
- 職務要約
- プロジェクト実績(CAR形式)
- マネジメント経験
- スキル
順に見ていきます。
① エグゼクティブサマリー(最重要)
最初の3〜5行で「何者か」を示します。
NG例
法人営業として10年勤務。
弱い。印象に残りません。
OK例
製造業向け法人営業10年。新規事業責任者として売上0→12億円を達成。戦略立案からKPI設計、組織構築まで一貫して推進。
ここで勝負はほぼ決まります。
② 職務要約
全体像を簡潔にまとめます。
例:
IT業界でPMを担当。最大30名規模の案件を統括。業務改革を専門とし、5案件で平均15%のコスト削減を実現。
ポイントは、必ず数字を入れること。
③ 実績はCARで書く
おすすめはCAR形式です。
事例(メーカー企画職)
Context
主力商品売上が前年比▲20%。
Action
・競合5社分析
・顧客インタビュー30件
・価格戦略見直し
Result
・売上+8%へ回復
・粗利率5ポイント改善
数字があるだけで説得力が一気に増します。
④ プロジェクト単位で整理する
「担当業務」ではなく「プロジェクト」で書きます。
例:
全社業務改革プロジェクト
・期間:1年間
・役割:PM
・規模:25名
・成果:年間2.3億円削減
コンサルとの親和性が高く、評価されやすい形式です。
⑤ マネジメント実績を明確に
30代は「人を動かした経験」も見られます。
例:
10名の営業組織を再編。評価制度を刷新し、離職率20%→5%に改善。
組織成果も必ず定量化しましょう。
⑥ スキルは実務と紐づける
・財務モデリング
・SQL
・英語(TOEIC〇〇点)
列挙だけで終わらせず、「どの成果に活用したか」を示すと強くなります。
よくあるNGパターン
・長すぎる
・抽象的
・数字がない
・強みが見えない
理想はA4で3〜4枚以内。
要約力も評価対象です。
まとめ
30代コンサル志望者が評価される職務経歴書の鍵は、
✔ 強い冒頭サマリー
✔ 数字で語る成果
✔ プロジェクト単位の整理
✔ 再現性が伝わる構造
経歴を並べるのではなく、
成果を構造化する。
それができれば、書類通過率は確実に上がります。