30代コンサル志望者が書類選考で評価される職務経歴書の構成とは?

2026.2.24
コラム

30代でコンサル業界を目指す場合、評価軸は20代とはまったく異なります。

見られるのは「ポテンシャル」ではなく、
即戦力かどうか。

戦略系のマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン コンサルティング グループ、総合系のアクセンチュアであっても、本質は同じです。

採用担当が考えているのは一つ。

この人を、明日からプロジェクトに入れられるか?

その判断材料になるのが、職務経歴書の「構成」です。


なぜ構成が重要なのか?

コンサルは“論理の仕事”です。

・読みやすい
・要点が明確
・数字で語られている

この3点が揃っているだけで、評価は大きく変わります。

逆に、

・時系列の羅列
・抽象的な表現
・成果が不明確

このような書き方では、どれだけ実績があっても伝わりません。

職務経歴書は「経歴の説明」ではなく、
課題解決力の証明書です。


30代が見られる3つのポイント

専門性(What)

どの領域で価値を出せるのか。

成果(Result)

どれだけのインパクトを出したのか。

再現性(How)

なぜ成果が出せたのか。

この3点が整理されていなければ、通過は難しくなります。


評価される職務経歴書の構成

結論から言うと、以下の順番が最適です。

  1. エグゼクティブサマリー
  2. 職務要約
  3. プロジェクト実績(CAR形式)
  4. マネジメント経験
  5. スキル

順に見ていきます。


エグゼクティブサマリー(最重要)

最初の3〜5行で「何者か」を示します。

NG

法人営業として10年勤務。

弱い。印象に残りません。

OK

製造業向け法人営業10年。新規事業責任者として売上0→12億円を達成。戦略立案からKPI設計、組織構築まで一貫して推進。

ここで勝負はほぼ決まります。


職務要約

全体像を簡潔にまとめます。

例:

IT業界でPMを担当。最大30名規模の案件を統括。業務改革を専門とし、5案件で平均15%のコスト削減を実現。

ポイントは、必ず数字を入れること。


実績はCARで書く

おすすめはCAR形式です。

事例(メーカー企画職)

Context
主力商品売上が前年比▲20%。

Action
・競合5社分析
・顧客インタビュー30件
・価格戦略見直し

Result
・売上+8%へ回復
・粗利率5ポイント改善

数字があるだけで説得力が一気に増します。


プロジェクト単位で整理する

「担当業務」ではなく「プロジェクト」で書きます。

例:

全社業務改革プロジェクト
・期間:1年間
・役割:PM
・規模:25名
・成果:年間2.3億円削減

コンサルとの親和性が高く、評価されやすい形式です。


マネジメント実績を明確に

30代は「人を動かした経験」も見られます。

例:

10名の営業組織を再編。評価制度を刷新し、離職率20%→5%に改善。

組織成果も必ず定量化しましょう。


スキルは実務と紐づける

・財務モデリング
・SQL
・英語(TOEIC〇〇点)

列挙だけで終わらせず、「どの成果に活用したか」を示すと強くなります。


よくあるNGパターン

・長すぎる
・抽象的
・数字がない
・強みが見えない

理想はA4で3〜4枚以内。

要約力も評価対象です。


まとめ

30代コンサル志望者が評価される職務経歴書の鍵は、

✔ 強い冒頭サマリー
✔ 数字で語る成果
✔ プロジェクト単位の整理
✔ 再現性が伝わる構造

経歴を並べるのではなく、
成果を構造化する。

それができれば、書類通過率は確実に上がります。


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