50代不動産業界転職で書類選考に落ちないための年齢対策

2026.2.19
コラム

50代で不動産業界へ転職する場合、最初の壁は書類選考です。
面接に進めない——この段階で止まってしまう人が多いのが現実です。

しかし原因は「年齢」そのものではありません。
問題は、50代の見せ方です。

不動産業界は成果主義。
評価されるのは「今、稼げるかどうか」です。

ここを押さえれば、書類通過率は確実に上がります。


なぜ50代は書類で落ちやすいのか

企業側が不安に思うのは次の3点です。

・人件費が高いのではないか
・柔軟性に欠けるのではないか
・現場プレイヤーとして動けるのか

つまり「扱いづらくないか?」という懸念です。

書類は、この不安を消すためにあります。


対策① 役職より“現場実績”

落ちる例

営業部長として20名を統括

応募先がプレイヤー職の場合、
「現場で動けるのか?」と疑問を持たれます。

通過する書き方

年間売上1.8億円(直近3年平均)
新規開拓から契約まで一貫担当

肩書きより、自分が何をしていたかを書きましょう。

不動産業界はシンプルです。
売れる人かどうか。それだけです。


対策② 給与の不安を消す

50代=高給、という先入観があります。

希望年収を強く打ち出すと不利です。

良い一文

成果で評価される環境を希望しています。

これだけで印象は大きく変わります。

固定給より成果重視。
この姿勢をにじませることが重要です。


対策③ ITへの対応力を示す

「50代はITに弱い」という先入観もあります。

抽象的な表現は避けましょう。

修正例

修正前

顧客基盤を活かした営業

修正後

CRM活用によりリピート率35%向上
ポータル反響から成約率22%達成

ツール名+数字。
これだけで印象は若返ります。


対策④ 年齢を“信頼感”に変える

不動産は高額商材です。
顧客は安心できる担当者を求めます。

通過事例

法人営業25年
役員クラスとの商談多数
3億円規模の契約実績

若さではなく、重みが評価されます。

高単価商材ほど、50代は相性が良いのです。


対策⑤ 扱いやすさを明文化する

企業が知りたいのはここです。

・若手上司でも問題ないか
・現場業務に前向きか
・素直に学べるか

書かなければ伝わりません。

例文

年齢に関係なく成果にこだわり、常に学び続けます。若手メンバーとも積極的に連携します。

安心材料は、言葉にして示しましょう。


対策⑥ 宅建の扱い方

宅建は重要な評価ポイントです。

未取得なら

現在学習中(2026年受験予定)

取得済みなら登録状況も明記。

資格は「本気度」の証明になります。


やってはいけない3つ

① 経歴を全部書く
→ 直近10〜15年に絞る

② 武勇伝だけを書く
→ 再現性ある数字で示す

③ 抽象的な自己PR
→ 具体的な成果で語る


まとめ

若く見せる必要はありません。

必要なのは次の3点です。

・今も成果を出せる
・柔軟に動ける
・組織にフィットする

50代転職の鍵は、
経験を削る勇気です。

企業が知りたいのは、過去の肩書きではありません。
これから利益を生むかどうかです。

年齢は変えられません。
しかし、伝え方は変えられます。

書類は過去の履歴ではなく、未来への提案書です。


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