50代でもIT業界転職は可能? 書類選考を通過した実例から学ぶ成功法則
「50代でIT業界に転職するのは、もう無理では?」
そう感じている方は多いでしょう。
IT業界は若手中心、スピード重視。
年齢がネックになるのは事実です。
それでも、50代でIT業界に転職し、書類選考を通過している人は確実にいます。
本記事では、
- 実際に書類を通過した50代の事例
- 落ちる人と通る人の違い
- 50代向けの職務経歴書の考え方
を、できるだけシンプルに解説します。
なぜ50代のIT転職は難しいと言われるのか
理由は、大きく3つです。
1.最新技術についていけないのでは、という不安
企業は
「新しい技術に順応できるのか」
を気にしています。
2.年収・ポジションが合わない
50代=高年収・管理職、というイメージから、
最初から対象外にされるケースもあります。
3.経験の伝え方がIT向けになっていない
実はこれが一番多い理由です。
能力不足ではなく、伝え方の問題。
ここで落ちている人は少なくありません。
【実例①】メーカー営業 → ITベンダー営業(52歳)
経歴
- 年齢:52歳
- メーカー法人営業を30年
- システム導入プロジェクトに関与
なぜ書類が通ったのか
ポイントは「営業30年」と書かなかったことです。
職務経歴書では、次のように整理されていました。
- 顧客要件の整理
- IT部門・ベンダーとの調整
- 導入後の運用定着支援
つまり、
ITプロジェクトを前に進める役割として自分を表現していたのです。
【実例②】金融業界 → ITコンサル(57歳)
経歴
- 年齢:57歳
- 金融機関で業務企画・管理部門
- システム刷新プロジェクトを経験
なぜ書類が通ったのか
この方の職務経歴書には、
難しいIT用語がほとんどありません。
代わりに書かれていたのは、
- 業務フローの整理
- 課題の可視化
- 関係部署との調整
- プロジェクト進行管理
評価されたのは、
業務とITをつなぐ力でした。
書類選考を通過する50代の共通点
① 過去の実績より「今使える価値」を書いている
通らない書類は、
過去の肩書きや実績が中心です。
通る書類は、
「この経験を、今どう活かせるか」
がはっきりしています。
② 「何でもできます」を言わない
経験が多い50代ほど、
「幅広く対応できます」と書きがちです。
しかし企業が知りたいのは、
この人に何を任せられるのか。
役割を絞った方が、評価されやすくなります。
③ 年齢に触れず、不安を消している
年齢はあえて書きません。
その代わり、企業の不安を先回りして消しています。
- 新しいツールに対応した経験
- 環境変化への適応事例
- 若手との協働実績
これがあるだけで、印象は大きく変わります。
50代で評価されやすいIT職種
実例を見る限り、通過しやすいのは次の職種です。
- IT営業・ソリューション営業
- ITコンサル(業務系)
- PM/PMO
- カスタマーサクセス
- 社内SE(業務改善寄り)
共通点はひとつ。
人・業務・ITをつなぐ仕事です。
まとめ|50代IT転職は「戦い方」で決まる
50代のIT転職は、簡単ではありません。
ただし、
- 若手と同じ土俵で戦わない
- 技術量ではなく経験の価値を伝える
- 書類で「使いどころ」を明確にする
これができれば、書類選考は十分突破できます。
IT業界が求めているのは、
若さではなく、失敗しない判断ができる経験値。
年齢で落ちていると感じたら、
一度「伝え方」を見直してみてください。