50代でもIT業界転職は可能? 書類選考を通過した実例から学ぶ成功法則

2026.2.07
コラム

「50代でIT業界に転職するのは、もう無理では?」

そう感じている方は多いでしょう。
IT業界は若手中心、スピード重視。
年齢がネックになるのは事実です。

それでも、50代でIT業界に転職し、書類選考を通過している人は確実にいます。

本記事では、

  • 実際に書類を通過した50代の事例
  • 落ちる人と通る人の違い
  • 50代向けの職務経歴書の考え方

を、できるだけシンプルに解説します。


なぜ50代のIT転職は難しいと言われるのか

理由は、大きく3つです。

1.最新技術についていけないのでは、という不安

企業は
「新しい技術に順応できるのか」
を気にしています。

2.年収・ポジションが合わない

50代=高年収・管理職、というイメージから、
最初から対象外にされるケースもあります。

3.経験の伝え方がIT向けになっていない

実はこれが一番多い理由です。

能力不足ではなく、伝え方の問題。
ここで落ちている人は少なくありません。


【実例①】メーカー営業 → ITベンダー営業(52歳)

経歴

  • 年齢:52歳
  • メーカー法人営業を30年
  • システム導入プロジェクトに関与

なぜ書類が通ったのか

ポイントは「営業30年」と書かなかったことです。

職務経歴書では、次のように整理されていました。

  • 顧客要件の整理
  • IT部門・ベンダーとの調整
  • 導入後の運用定着支援

つまり、
ITプロジェクトを前に進める役割として自分を表現していたのです。


【実例②】金融業界 → ITコンサル(57歳)

経歴

  • 年齢:57歳
  • 金融機関で業務企画・管理部門
  • システム刷新プロジェクトを経験

なぜ書類が通ったのか

この方の職務経歴書には、
難しいIT用語がほとんどありません。

代わりに書かれていたのは、

  • 業務フローの整理
  • 課題の可視化
  • 関係部署との調整
  • プロジェクト進行管理

評価されたのは、
業務とITをつなぐ力でした。


書類選考を通過する50代の共通点

過去の実績より「今使える価値」を書いている

通らない書類は、
過去の肩書きや実績が中心です。

通る書類は、
「この経験を、今どう活かせるか」
がはっきりしています。


「何でもできます」を言わない

経験が多い50代ほど、
「幅広く対応できます」と書きがちです。

しかし企業が知りたいのは、
この人に何を任せられるのか。

役割を絞った方が、評価されやすくなります。


年齢に触れず、不安を消している

年齢はあえて書きません。
その代わり、企業の不安を先回りして消しています。

  • 新しいツールに対応した経験
  • 環境変化への適応事例
  • 若手との協働実績

これがあるだけで、印象は大きく変わります。


50代で評価されやすいIT職種

実例を見る限り、通過しやすいのは次の職種です。

  • IT営業・ソリューション営業
  • ITコンサル(業務系)
  • PM/PMO
  • カスタマーサクセス
  • 社内SE(業務改善寄り)

共通点はひとつ。
人・業務・ITをつなぐ仕事です。


まとめ|50代IT転職は「戦い方」で決まる

50代のIT転職は、簡単ではありません。
ただし、

  • 若手と同じ土俵で戦わない
  • 技術量ではなく経験の価値を伝える
  • 書類で「使いどころ」を明確にする

これができれば、書類選考は十分突破できます。

IT業界が求めているのは、
若さではなく、失敗しない判断ができる経験値。

年齢で落ちていると感じたら、
一度「伝え方」を見直してみてください。


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