医療機器営業転職で評価される職務経歴書の構成

2026.1.13
コラム

― 採用担当が「会ってみたい」と感じるポイントとは ―

医療機器営業への転職を目指す人から、
「営業経験があるのに書類が通らない」
「異業種だとやはり不利なのでは」
といった声をよく聞きます。

結論から言えば、医療業界の経験がなくても書類通過は可能です。
重要なのは、職務経歴書の中身と構成です。

採用担当は「業界経験」よりも、
医療現場で通用する営業ができるかを見ています。


なぜ医療機器営業は職務経歴書が重要なのか

医療機器営業には、次のような特徴があります。

  • 顧客は医師・看護師などの専門職
  • 商材は高額で安全性が重視される
  • 導入までに時間がかかる
  • 信頼関係と調整力が不可欠

そのため採用担当は、
「数字を作るまでのプロセス」
「関係構築の仕方」
を職務経歴書から読み取ろうとします。

実績の羅列だけでは評価されにくい理由はここにあります。


評価される職務経歴書の基本構成

まずは、以下の構成を意識してください。

  1. 職務要約(200~300字)
  2. 活かせる経験・強み
  3. 職務経歴
  4. 医療機器営業との親和性補足

順番を守るだけでも、読みやすさは大きく改善します。


職務要約:最初に「医療機器営業との共通点」を伝える

職務要約は、最初に読まれる重要な部分です。
ここで興味を持ってもらえなければ、その先は読まれません。

NG

法人営業として新規開拓や既存顧客対応を担当。

内容が漠然としており、印象に残りません。

OK

専門性の高い商材を扱う法人営業として5年間従事。顧客課題のヒアリングから提案、導入後フォローまで一貫して担当し、長期検討案件や意思決定者との関係構築を経験してきた。

ポイント

  • 専門性
  • 提案型営業
  • 長期的な関係構築

この3点が伝われば十分です。


活かせる経験・強み:転用できる要素を整理する

異業種出身者ほど、この項目は効果を発揮します。

書きやすい例

  • 専門知識を学びながら提案した経験
  • 医師・技術者など専門職との商談
  • 導入後のフォローやトラブル対応
  • 安全性や品質を重視する商材の営業

「医療機器で使えるか?」という視点で整理するのがコツです。


職務経歴:医療現場をイメージさせる

会社概要・商材は簡潔に

  • 企業規模
  • 商材の特徴
  • 営業スタイル

背景説明は短くまとめましょう。


担当顧客は具体的に書く

医療機器営業では、
誰と関わってきたかが評価されます。

記載例

  • 病院(規模・診療科)
  • 医師・看護師・技師
  • 事務部門や購買担当

院内調整の経験があれば、必ず記載しましょう。


業務内容は「流れ」が分かる形で

業務内容は、次のように書くと伝わりやすくなります。

  • 現場ヒアリングによる課題把握
  • 製品選定・導入提案
  • デモや立ち会い
  • 導入後フォロー

医療機器営業の仕事を想像できるかがポイントです。


実績は数字+過程で伝える

医療機器営業では、結果だけでは足りません。

導入までに約6か月を要する案件を担当。複数部門と調整を重ね、年間〇〇台の導入を実現。

  • 調整力
  • 粘り強さ
  • 信頼構築

これらが自然に伝わります。


医療機器営業への親和性を一言添える

最後に、姿勢や考え方を補足すると全体が締まります。

  • 医療安全を意識した提案
  • 継続的な知識習得
  • 医療現場への貢献意識

長く書く必要はありません。


まとめ:読みやすさ=評価されやすさ

医療機器営業の職務経歴書で評価される人は、
「何をしてきたか」をシンプルに伝えています。

  • 最初に共通点を示す
  • 強みを整理する
  • 数字とプロセスをセットで書く
  • 医療現場を想像させる

これだけで、書類の印象は大きく変わります。

医療機器営業は、経験者だけの世界ではありません。
伝え方次第で、チャンスは十分にあります。


Contact

お問い合わせやお仕事紹介はこちら