広告営業職の職務経歴書に必要なアピール要素とは
― 採用担当者が見ているポイントを事例で解説 ―
広告営業職の転職では、職務経歴書の出来が合否を大きく左右します。
なぜなら採用担当者は、職務経歴書から「この人は成果を再現できるか」を見極めているからです。
それにもかかわらず、
- 数字は書いているのに評価されない
- 経験年数があるのに書類で落ちる
このようなケースは少なくありません。
原因の多くは、広告営業ならではのアピール要素が整理されていないことです。
本記事では、広告営業職の職務経歴書で必ず押さえたいポイントを、事例とともにわかりやすく解説します。
なぜ広告営業の職務経歴書は「書き方」で差がつくのか
広告営業は、単なる「広告枠の販売」ではありません。
- 顧客の課題を把握する
- 最適な広告手法を設計する
- 効果を検証し、改善提案を行う
この課題解決プロセスこそが評価対象です。
そのため採用担当者は、次の点を見ています。
- 成果に至るまでの考え方
- 顧客理解と提案の具体性
- 同じ成果を出せそうか(再現性)
「売上〇〇円達成」だけでは不十分です。
成果+背景まで書いて初めて、評価につながります。
広告営業職の職務経歴書に必要な5つのアピール要素
① 担当顧客・媒体を具体的に書く
まずは「誰に、何を提案してきたか」を明確にします。
NG例
- 広告営業として法人顧客を担当
改善例
- 中小企業(飲食・美容業界)向けに、Google広告・Instagram広告を活用した集客支援を担当
業界・顧客規模・広告媒体が具体的だと、採用担当者はイメージしやすくなります。
② 数字実績は「結果+理由」で書く
広告営業では数字は必須です。
ただし、結果だけを書くのは避けましょう。
記載例
- 月間広告売上:平均300万円(前年比120%)
- 既存顧客への改善提案により、顧客単価を1.5倍に向上
さらに一文補足します。
- 初回ヒアリングを強化し、課題に沿った広告設計を実施
- 配信後の効果レポートをもとに追加提案を行った
これだけで「再現性」が伝わります。
③ 課題解決型の提案事例を書く
広告営業では、提案内容そのものが評価されます。
事例
- 来店数が伸び悩む飲食店に対し、検索広告とSNS広告を組み合わせた施策を提案
- 広告文と配信時間帯を改善し、2か月で予約数140%を達成
ポイントは
課題 → 施策 → 効果
の順で書くことです。
④ 調整力・ディレクション経験を入れる
広告営業は「調整役」としての役割も重要です。
記載例
- デザイナー・運用担当と連携し、広告クリエイティブ改善を主導
- クライアント、制作会社、媒体社との進行管理を担当
マネジメント経験がなくても、十分なアピールになります。
⑤ 学習意欲・改善姿勢を示す
広告業界は変化が早いため、成長姿勢も評価対象です。
記載例
- 広告運用トレンドを学び、社内で情報共有を実施
- 失注案件を分析し、提案資料を改善
「成果+成長」をセットで書くのがポイントです。
広告営業職向け・職務経歴書の基本構成
おすすめの構成は以下です。
- 職務要約(3〜4行)
- 担当業務・役割
- 数字実績
- 提案・成功事例
- 強み・スキル
職務要約では、
広告営業として〇年、〇〇業界向けに〇〇広告を用いた課題解決提案を担当
と、一文で全体像が伝わる表現を意識しましょう。
よくある失敗と改善ポイント
- 数字がない
→ 売上・達成率・改善率を入れる - 内容が抽象的
→ 媒体名・顧客属性を書く - 実績の羅列だけ
→ 背景や工夫を一文補足する
まとめ|広告営業の職務経歴書は「考え方」を伝える
広告営業の職務経歴書で重要なのは、
何を売ったかではなく、どう考えて成果を出したか
です。
- 課題の捉え方
- 提案の工夫
- 成果につながった理由
これらを整理して書けば、経験年数に関係なく評価されます。
広告営業の経験は、書き方次第で大きな強みになります。
ぜひ本記事を参考に、読みやすく、伝わる職務経歴書を作成してください。