履歴書と職務経歴書の違いとは?営業職で成果を最大化する使い分けと具体事例

2025.12.28
コラム

営業職の転職活動では、「履歴書」と「職務経歴書」を正しく使い分けられているかどうかで、書類選考の結果が大きく変わります。

ところが実際には、

  • 履歴書にアピールを書きすぎてしまう
  • 職務経歴書が単なる経歴の一覧になっている
  • 2つの書類の役割を意識せずに作成している

といったケースが少なくありません。

本記事では、履歴書と職務経歴書の違いをシンプルに整理し、営業職ではどう使い分ければよいのかを、具体例を交えながら分かりやすく解説します。


履歴書と職務経歴書は「目的」が違う

まず押さえておきたいのは、履歴書と職務経歴書はそもそもの目的が違う書類だという点です。

履歴書の役割|事実を正確に伝える書類

履歴書は、応募者の基本情報を正確かつ簡潔に伝えるための書類です。採用担当者は主に次の点をチェックしています。

  • 学歴・職歴に矛盾がないか
  • 転職回数や在籍期間に違和感がないか
  • 志望動機が最低限整理されているか
  • 社会人としての基礎的な文章力があるか

履歴書は、「この人を詳しく見ても問題ないか」を判断するための入口の書類です。ここでは、派手なアピールは必要ありません。


職務経歴書の役割|価値を伝える書類

一方、職務経歴書は、自分を採用するメリットを伝えるための書類です。営業職の場合、採用担当者は次のような点を知りたがっています。

  • どんな商材・サービスを扱ってきたのか
  • どんな顧客を相手にしてきたのか
  • どんな工夫で成果を出してきたのか
  • その経験は自社でも活かせそうか

職務経歴書は、いわばあなた自身の営業資料です。履歴書よりも具体性が求められます。


営業職における基本的な使い分け

履歴書に書くべきこと

営業職であっても、履歴書はシンプルで問題ありません

  • 職歴:会社名/部署名/職種/在籍期間
  • 志望動機:業界・企業への関心を簡潔に
  • 自己PR:強みを一文でまとめる

売上実績や工夫したポイントは、無理に書かなくて大丈夫です。

履歴書でありがちなNG例

新規開拓営業を担当し、前年比150%の売上を達成。既存顧客の深耕にも注力しました。

内容自体は悪くありませんが、履歴書では情報が多すぎます。こうした内容は、職務経歴書に回しましょう。


職務経歴書に書くべきこと

職務経歴書では、次の流れを意識すると読みやすくなります。

  • 扱っていた商材・サービス
  • 顧客層(法人/個人、業界、規模など)
  • 当時の課題や目標
  • 実際に行った工夫・取り組み
  • その結果どうなったか

営業職では、「何を売っていたか」よりも、「どう考えて動いたか」が評価されます。


事例で見る使い分け

事例① 法人営業経験者の場合

履歴書(抜粋)

株式会社〇〇
営業部 法人営業
2018年4月〜2024年3月

法人顧客への提案営業を担当

履歴書では、役割を端的に書くだけで十分です。

職務経歴書(要約)

  • ITサービスの法人営業を担当
  • 中小企業を中心に約100社を継続担当
  • 課題ヒアリングを重視した提案営業を実施
  • 新規開拓施策により、年間契約数120%を達成

営業スタイルと成果が具体的に伝わります。


事例② 個人営業から法人営業へ転職する場合

履歴書

個人営業の経験を、事実として淡々と記載します。

職務経歴書

  • 顧客ニーズを引き出すヒアリング力
  • 高単価商品の提案経験
  • 長期的な関係構築によるリピート獲得

共通点を意識して書くことで、営業形態の違いを乗り越えられます。


事例③ 営業成績が目立たない場合

数字に自信がない場合でも、問題ありません。

履歴書

通常どおりの職歴記載でOKです。

職務経歴書

  • チーム内での役割
  • 業務改善や資料作成への貢献
  • 顧客満足度向上への取り組み

営業職の評価は、数字だけではありません。


よくある注意点

履歴書に詰め込みすぎない

履歴書でアピールしすぎると、全体が読みにくくなります。

両書類の整合性を取る

在籍期間や数字にズレがないか、必ず確認しましょう。


まとめ|営業職は書類の役割分担が重要

  • 履歴書:事実を簡潔に伝える
  • 職務経歴書:価値を具体的に伝える

この使い分けができるだけで、書類の印象は大きく変わります。

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