営業職転職で使える志望動機テンプレート3選|事例付きでわかりやすく解説
営業職への転職では、「志望動機」が選考通過の鍵を握ります。
どれだけ経験があっても、志望動機が弱いと“本気度が伝わらない”と判断されてしまうためです。
採用担当者が知りたいのは、次の3点です。
① なぜ営業職なのか
② なぜその会社なのか
③ 入社後どう活躍できるのか
この3点を押さえていれば、説得力のある志望動機が作れます。
この記事では、誰でもすぐ使えるテンプレートを3つ紹介し、さらに具体的な事例も添えてわかりやすく解説します。
■ 採用担当者が重視するポイント
● 1. 営業職に向いている理由があるか
「営業をやりたい」だけでは弱いです。
・課題解決
・コミュニケーション
・数字管理
こうした営業に通じる経験があると強くなります。
● 2. なぜその会社なのかが明確か
“ここで働きたい理由”を企業ごとに語れると印象が大きく変わります。
営業スタイル・強み・サービス内容などに触れると効果的です。
● 3. 入社後の活躍がイメージできるか
営業職は結果が重要です。
「どう成果につなげるか」を語ると説得力が増します。
■ テンプレート①|経験を活かす王道型(経験者向け)
最も使いやすい定番の構成です。
【構成】
過去の経験 → 会社の魅力 → 入社後の貢献
【例文テンプレート】
これまで〇〇の営業として△△に取り組み、□□の成果を上げてきました。
貴社の〇〇という強みに魅力を感じ、経験を活かせると考え志望いたしました。
入社後は、前職で培った□□を活かし、××領域で貢献したいと考えています。
● 事例①:IT営業 → SaaS企業
前職では法人向けITサービスの営業として年間250社以上へ提案し、
解約率を15%改善した実績があります。
貴社のSaaSはサポート体制が高く評価されており、
私の課題ヒアリング力を活かせる環境だと感じ志望しました。
入社後はオンボーディング支援の経験を活かし、
導入成功率の向上と解約率低減に貢献したいと考えています。
■ テンプレート②|未経験の挑戦型(異業種から営業へ)
未経験でもしっかり“根拠”を示せる構成です。
【構成】
営業を志望する理由 → 過去経験とのつながり → 会社を選ぶ理由 → 貢献
【例文テンプレート】
営業職を志望した理由は〇〇に魅力を感じたためです。
前職では△△に取り組み、□□の成果を上げました。
この経験は営業にも活かせると考えています。
貴社の〇〇に共感し志望いたしました。
入社後は□□を活かし、早期活躍を目指します。
● 事例②:飲食 → 住宅営業
お客様の課題に寄り添い、提案を通じて価値を提供できる点に魅力を感じ、営業職を志望しました。
前職では常連のお客様の好みを把握し、来店数を前年比120%まで伸ばしました。
この経験は、住宅営業で重要なヒアリング力にも通じると考えています。
貴社は初回面談からアフターフォローまで一貫して担当できる点に魅力を感じ志望しました。
入社後はコミュニケーション力を活かし、お客様の生活に合った提案をしていきます。
■ テンプレート③|企業理解深掘り型(倍率の高い求人向け)
応募企業の強みを“自分の経験と結びつけて語る”型です。
【構成】
企業理解 → 自分の強み → 活躍の理由 → 将来の貢献
【例文テンプレート】
貴社が〇〇領域で△△を推進している点に魅力を感じました。
私は□□の経験を通じて××の力を身に付けています。
貴社の〇〇という戦略において私の△△が活かせると考えています。
入社後は□□で貢献し、将来的には〇〇領域の拡大にも携わりたいです。
● 事例③:メーカー営業 → 上場企業の提案営業
貴社がソリューション営業で「顧客課題の深掘り」を重視している点に魅力を感じました。
私はメーカー営業として課題改善提案を行い、3年間で新規開拓件数トップを2度獲得しました。
顧客課題の分析力と提案構築力には自信があります。
コンサルティング型の提案が求められる貴社の営業で、
私の強みが活かせると考え志望しました。
将来的には事業拡大にも関わりたいと考えています。
■ 志望動機を強くする3つのポイント
● ① 数字を入れる
成果の裏付けになり、説得力が一気に上がります。
● ② 企業の営業スタイルに触れる
「しっかり調べている応募者」として好印象です。
● ③ 活躍できる理由を示す
自分の経験と企業の求める人物像を結びつけることが大切です。
■ まとめ
営業職の転職では、志望動機の完成度で結果が大きく変わります。
今回紹介した3つのテンプレートを使えば、必要な要素を過不足なく盛り込んだ志望動機が作れます。
もし必要であれば、あなたの職歴・応募企業に合わせた志望動機をその場で作成することもできます。
企業名と経歴を教えていただければ最適な文章に仕上げます。