営業職面接で落ちやすい人の共通点とは?

2025.9.18
コラム

営業職は「未経験でも挑戦できる」一方で、「成果が数字で評価される」シビアな職種です。
そのため、面接では意欲や人柄だけでなく「結果を出せる人かどうか」が厳しく見られます。

今回は営業職の面接で不合格になりやすい人の特徴を、事例とともに解説します。


1. 実績を数字で語れない

営業は成果が数字で表れる仕事です。抽象的なアピールは響きません。

NG

  • 「信頼されていました」
  • 「一生懸命やっていました」

改善例

  • 「新規開拓で年間売上1億円、目標比120%を達成しました」
  • 「既存顧客のリピート率を60%から80%に改善しました」

数字を出すことで、成果の再現性を伝えられます。


2. 転職理由がネガティブ

「ノルマがきつかった」「上司と合わなかった」など、ネガティブ理由だけでは印象が悪くなります。

改善例

  • 「裁量のある環境で営業力をさらに高めたい」
  • 「成果を正当に評価してもらえる場で挑戦したい」

本音に不満があっても、前向きな言葉に置き換えましょう。


3. 一方通行のコミュニケーション

営業は「話す」より「聞く」力が大切。面接で自分の話ばかりしてしまうとマイナス評価です。

改善例

  • 質問には結論から答える
  • 「詳しくお話ししてもよろしいでしょうか?」と確認を挟む

面接官とのやり取り自体が「営業の実演」だと意識すると良いです。


4. 自信がなさすぎる or 過剰

どちらも評価を下げます。

自信不足の例

  • 声が小さい
  • 「大した実績ではありませんが…」

自信過剰の例

  • 「どこへ行ってもトップを取れます」
  • 面接官を遮って発言する

改善例

  • 実績は堂々と数字で伝える
  • 「御社で成果を出せるよう努力したい」と謙虚さも添える

「自信」と「謙虚さ」のバランスが重要です。


5. 企業研究不足

商品やサービスを理解せずに応募している人はすぐ見抜かれます。

NG

  • 「御社のことはよく分かりませんが、営業がやりたいです」

改善例

  • 「御社の◯◯事業に将来性を感じ、営業に携わりたい」
  • 「競合と比較して◯◯の点が優れていると感じています」

具体的な発言が、熱意の証拠になります。


6. 成長意欲が見えない

変化の激しい営業職では、学び続ける姿勢が必須です。

NG

  • 「研修で教えてもらえれば頑張ります」
  • 「資格取得は特に考えていません」

改善例

  • 「営業書籍や講座で学び始めています」
  • 「宅建やFPを取得して提案の幅を広げたい」

主体的な姿勢を示すだけで評価は大きく変わります。


まとめ

営業職の面接で落ちやすい人の特徴は次の6つです。

  1. 実績を数字で語れない
  2. 転職理由がネガティブ
  3. 一方通行のコミュニケーション
  4. 自信がなさすぎる / 自信過剰
  5. 企業研究不足
  6. 成長意欲が感じられない

営業面接では、数字で裏付けた成果・前向きな転職理由・学ぶ姿勢を示すことが成功のカギです。

経歴が完璧でなくても、「課題をどう乗り越えてきたか」「これからどう成長したいか」を語れる人が採用されています。


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