
【例文付き】転職面接の自己紹介で好印象を残すコツ|話し方のポイントとNG例も紹介!

転職面接では、限られた時間で自分をアピールしなければなりません。その中でも「自己紹介」は、第一印象を左右する大事なパートです。
最初の数分で「この人、良さそうだな」と思ってもらえるかどうかが、面接の流れを大きく変えることもあります。
今回は、そんな面接の自己紹介で好印象を残す話し方のコツや、職種別の例文、やってはいけないNGパターンまで、わかりやすくご紹介します。
目次
- 自己紹介と自己PRはどう違う?
- 面接官が見ているポイントとは?
- 好印象を残す自己紹介の3ステップ
- これはNG!失敗しやすい自己紹介例
- 職種別:そのまま使える例文集
- まとめ:自己紹介は“準備”がすべて
1. 自己紹介と自己PRはどう違う?
面接ではよく「自己紹介をお願いします」と言われますが、「自己PR」とは目的が違います。
- 自己紹介:経歴や業務内容を簡潔に伝える
- 自己PR:強みや成果をアピールする
つまり自己紹介は、あなたの“プロフィールの要約”。最初の自己紹介で話しすぎず、シンプルにまとめるのがポイントです。
2. 面接官が見ているのはここ!
自己紹介でチェックされるのは、こんなポイントです。
- どんな経験をしてきたのか(職種・年数・実績)
- どんな雰囲気の人か(話し方・表情・声のトーン)
- 企業との相性は良さそうか(スキルや志向性)
- 話を簡潔にまとめられるか(伝える力)
つまり、単に経歴を並べるのではなく、“相手目線”で話せるかどうかが問われています。
3. 好印象を残す自己紹介の3ステップ
ステップ①:まずは簡潔に「私は○○です」
最初に、職種や経験年数、得意分野を一文で伝えましょう。
例:
「法人営業を10年経験しており、特にIT業界向けの提案営業が得意です。」
ステップ②:具体的な実績を1つ伝える
次に、「どんな成果を出したのか」を数字などで示します。
例:
「新規開拓で年間1億円以上の売上を達成し、社内MVPを3度受賞しました。」
ステップ③:応募先企業との接点を話す
最後に、「なぜこの会社を選んだのか」を短く伝えましょう。
例:
「御社が注力されているDX推進に共感し、これまでの経験を活かして貢献できると考えています。」
4. これはNG!失敗しやすい自己紹介例
NG①:長すぎて話がぼやける
「新卒でA社に入社し、営業部で3年、その後B社に転職して…」
→ 改善:企業に関係のある経歴だけを要点で伝えましょう。
NG②:抽象的で中身がない
「どんな仕事にも前向きに取り組んできました。」
→ 改善:実際にどんな行動をして、どんな成果を出したかを伝えると◎。
NG③:会社との接点が見えない
「スキルアップのために転職を考えました。」
→ 改善:「御社の○○に共感した」「私の○○経験を活かせると思った」と結びつけて話しましょう。
5. 職種別:そのまま使える自己紹介の例文
●営業職(法人営業)の例
「法人営業として10年の経験があります。特にIT業界向けの提案営業に力を入れており、前職では新規顧客開拓で年間1億円以上の売上を達成しました。御社のDX事業に強く関心があり、私の経験を活かしてさらに成長に貢献したいと考え、応募しました。」
●事務職(総務・人事)の例
「総務・人事職として約7年勤務し、採用・労務・制度設計まで幅広く携わってきました。特に社員定着率の改善プロジェクトでは、15%向上に成功しました。御社の組織づくりに貢献したく、応募させていただきました。」
●エンジニア職(Web開発)の例
「Webエンジニアとして、ReactやTypeScriptを用いた開発を中心に5年の経験があります。UI/UX改善にも取り組み、ECサイトのリニューアルでCVRを30%向上させた実績があります。御社のプロダクト開発に深く共感し、志望しました。」
●マーケティング職の例
「BtoC事業のマーケティングを4年担当し、広告運用・SNS施策・SEOまで一通り経験しています。特にInstagramキャンペーンで半年間にフォロワーを2万人増加させた事例があります。御社のブランド価値をさらに高める取り組みに参加したいと考え、応募いたしました。」
6. まとめ|自己紹介は“事前準備”がカギ
面接の自己紹介は、あなたの印象を大きく左右する大事なポイント。
でも、話す内容と構成さえきちんと準備しておけば、誰でもしっかり好印象を残せます。
✅ ポイントをおさらい!
- 「職種・経験年数・得意分野」を最初に伝える
- 実績や成果は数字で示すと効果的
- 応募先との“接点”を入れることで説得力アップ
- 練習して自然なトーンで話せるようにしておく
自己紹介は、“自分を売り込む入り口”です。
最初の一言で相手の心をつかめれば、面接の流れが一気に良くなります。
しっかり準備して、自信を持って話せるようにしておきましょう!