【転職疲れを感じたら】モチベーションが下がったときの立て直し方5選|実例つきで紹介

2025.7.09
コラム

転職活動って、思っていたよりずっとエネルギーがいりますよね。
最初は「理想の会社を見つけたい!」「もっといい環境で働きたい!」と前向きでも、選考に落ちたり、思うように進まなかったりすると、心が折れてしまいそうになることも…。

「もうやめたいかも…」
「私ってそんなにダメなのかな…」

そんなふうにモチベーションが下がってしまったとき、大切なのは「やる気を取り戻そう」と無理に頑張ることではありません。
少し立ち止まって、自分の気持ちと向き合うことからはじめてみましょう。

この記事では、実際の転職者の体験談とともに、モチベーションを立て直すための5つの方法をご紹介します。


「なぜ落ち込んでいるのか」を書き出してみる

事例|30代・女性・人事職

Mさんは、6社連続で不採用。
「何が悪かったの?」「もう誰にも必要とされていないのでは…」と自信を失っていました。

そんなとき、キャリアカウンセラーに「今の気持ちを紙に書き出してみて」とアドバイスされ、やってみると…

「落ちたのはタイミングや相性かもしれない」
「ちゃんと頑張ってる自分を、私が一番認めなきゃ」

と、少しずつ気持ちが整ってきたそうです。


✅ ポイント:感情を“見える化”すると整理しやすい

ネガティブな気持ちを抱えたままだと、転職活動はつらくなってしまいます。
「何がしんどいのか」「本当はどうしたいのか」を、文字にしてみましょう。

不思議と、心の中が軽くなります。


思い切って、転職活動を“休む”

事例|20代・男性・営業職

Sさんは、毎日求人をチェックし、面接も連日。
でも、落ち続けるうちに「もう何をしても無駄」と感じてしまいました。

そこで彼が選んだのは、“一度休む”という選択。
2週間だけ何もせず、好きな本を読んだり、カフェに行ったり、友達と過ごす時間を楽しみました。

「また求人を見たい、って思えたとき、ようやく自分の気持ちが戻ってきた感じがしました」


✅ ポイント:「立ち止まる勇気」も大事

転職活動はマラソンのようなもの。
途中で休んだっていいし、水を飲んだっていい。

疲れたら、いったん止まって深呼吸。
それだけで、次の一歩が軽くなることもあります。


頑張ってきた自分をちゃんと褒める

事例|40代・女性・経理職

退職後の転職活動で、5ヶ月間なかなか内定が出なかったYさん。
「やっぱり私にはもう無理かも」と落ち込んでいましたが、ふとこれまでの応募履歴を見返すと、なんと20社以上に応募していたことに気づきました。

「あんなに行動していたのに、自分を責めていたんだなって思って。少し誇らしかったです」

その後、面接でも自然な笑顔が出せるようになり、希望していた会社に転職成功!


✅ ポイント:結果より「行動」に目を向けて

転職活動で落ち込むのは、結果ばかり見てしまうから。
でも、行動そのものに価値があるはずです。

・求人を探した
・書類を出した
・面接に行った

それだけで十分、すごいことなんです。


他人と比べるのをやめてみる

事例|30代・男性・ITエンジニア

KさんはSNSで「内定獲得!年収100万円アップ!」という投稿を見るたびに焦りを感じていました。

「自分はまだ1社も決まってないのに…」
「もしかして、自分だけ取り残されてる…?」

そんな思いから、一時的にSNSをシャットダウン。
転職の情報も、エージェントと求人サイトに限定したところ、心がスーッと軽くなったそうです。


✅ ポイント:ペースもゴールも“人それぞれ”

転職活動に「平均」も「正解」もありません。
隣の誰かが早く決まっても、焦る必要なんてないんです。

比べるのは、過去の自分だけでいい。
昨日よりちょっとだけ前に進んでいたら、それでOKです。


小さな目標を立てて、“できた”を積み重ねる

事例|20代・女性・事務職

Rさんは、早期退職後の転職で手が止まってしまっていました。
「どれも自信がない」「何をすればいいか分からない」と思っていたそうです。

そんなとき、エージェントから言われたのは…

「まずは“週に1社だけ応募”してみませんか?」

この“小さな目標”から始めたところ、応募のペースが自然と増え、3ヶ月後には希望の会社から内定を獲得!


✅ ポイント:「ちょっとだけ」でいい

  • 今日、1社だけ求人を見てみる
  • 気になる企業を3社保存する
  • 1日30分だけ自己分析する

こんな“ちょっとだけ”でいいんです。
「できた!」という実感が、自信に変わっていきます。


【まとめ】落ち込むのは自然なこと。大切なのは“立て直す力”

転職活動は、結果がすぐに出ないことも多いもの。
だからこそ、落ち込んだり、迷ったり、やる気が出ない日があるのも当然です。

でも、その気持ちを放置しないで。
ちょっとだけ立ち止まって、自分の心と体を整えてあげましょう。


モチベーションが下がったときの5つの回復法

  1. 今の気持ちを紙に書いてみる
  2. 少しだけ転職活動を休む
  3. 自分の行動を振り返ってみる
  4. 他人と比べないようにする
  5. 小さな目標から再スタートする

転職は「一発勝負」じゃありません。
つまずいても、立ち止まっても、また歩き出せばいい。

焦らず、自分のペースで進んでいきましょう。
あなたが「また頑張ってみよう」と思えた瞬間から、再スタートは始まっています。


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