【転職の第一関門】ミドル世代が書類選考を通過するために押さえたい3つのコツ

2025.5.12
コラム

40代・50代の転職活動って、若い世代とはまた違った難しさがありますよね。
とくに最初の関門、「書類選考」でつまずく方は意外と多いものです。

「経験はそれなりにあるのに、なぜか書類で落ちてしまう…」

そんなお悩みをお持ちの方へ向けて、今回はミドル世代が書類選考を通過するためのポイントを、実際の事例をまじえながらご紹介します。


ポイント1:職務経歴書は「全部書けばいい」じゃない。今、求められていることに絞ろう

よくあるNGパターン

Aさん(48歳)は、これまでの職歴を30ページにわたって詳しく書いた職務経歴書を提出しました。
「たくさん経験してきたことをアピールしたい!」という気持ちはわかりますが…
→ 結果:残念ながら書類選考は通らず。

採用担当のリアルな声:

「正直、長すぎて要点がつかめない。今このポジションで活かせるスキルが見えてこない。」

通過したケースは?

Bさん(46歳)は、応募先が求めているスキルや実績に絞って職歴を記載。成果を数字で伝えたり、読みやすく整理した構成にすることで、企業側にしっかり伝わりました。
→ 結果:書類通過&面接へ!

ポイント: 「全部盛り」ではなく、「必要な部分をしっかり見せる」ことが大事です。


ポイント2:年齢よりも「柔軟性」と「協調性」が伝わるかどうかがカギ

ミドル世代が転職でネックになりやすいのが、「柔軟性があるかどうか」。
「昔のやり方にこだわりそう」「年下の上司と合わなそう」なんて不安を持たれがちです。

成功事例:

Cさん(52歳)は、前職で進められたDX(デジタル化)のプロジェクトに自ら手を挙げて参加。その中で若手社員とも積極的に連携し、変化に対応する姿勢をアピールしました。
→ 結果:「柔軟性がある」「若手とも協力できる人」として評価アップ!

ポイント: 年齢ではなく、「新しいことにも前向き」「人と協力できる」姿勢を伝えることが大切です。


ポイント3:「なぜ転職?」「なぜこの会社?」にきちんと答えよう

ミドル世代の転職では、企業側が気になるのは「なぜ今?」「なぜうち?」という点。
ここが曖昧だと、「条件面だけで選んでいるのでは?」と見なされがちです。

通過したパターン:

Dさん(45歳)は、業界の変化を見据えて「今後、自分もこの分野で成長していきたい」と中長期の視点で志望理由を説明。さらに、自分の経験が企業でどう役立つのかも具体的にアピールしました。
→ 結果:「未来志向で、自社と一緒に成長していける人材」として高評価に!

ポイント: 志望動機には、論理+意欲のバランスが必要です。


まとめ:あなたの「価値」が伝わる書類をつくろう

ミドル世代には、若手にはない豊富な経験があります。でも、それだけでは評価されにくい時代。
**「相手に伝わる形でまとめる力」**がカギになってきます。

🔍 最後にチェックしたい3つのポイント:

  • 応募先が求めているスキルや経験に合っているか
  • 柔軟性や協調性が感じられるエピソードがあるか
  • 志望動機がしっかり考えられていて、熱意も伝わるか

年齢で見られる時代は終わりに近づいています。
あなたの“今だからこその価値”を、しっかり伝えていきましょう!


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