出世できない…中高年が感じるキャリアの不安と、転職という選択

2025.4.16
コラム

「このままでいいの?」と感じ始めたあなたへ

気がつけば、もう40代・50代。
これまでがむしゃらに頑張ってきたけど、ふと立ち止まって思うんです。

「この先、何を目指していけばいいんだろう?」
「出世の道はもう閉ざされた?」
「定年まで、ただ今の仕事を続けるだけでいいのかな…?」

そんな不安やモヤモヤを感じている中高年の方は、今とても増えています。
この記事では、実際の事例を交えながら、中高年が直面する“キャリアの壁”と、それをどう乗り越えていけるかを一緒に考えていきます。


キャリアの“折り返し地点”で立ち止まるとき

【事例①】47歳・営業マネージャー:「もう上はない」と気づいた瞬間

大手メーカーに勤めるAさん(47歳)は、30代で昇進を重ね、現在は部下10名をまとめるマネージャー。しかし、ここ数年は昇進の話もなく、同期は次々に部長へ。焦りと不安を感じていたそうです。

ある日の面談で、上司からこんな言葉をかけられました。
「今のポジションを安定して任せられる人が必要なんだよ」

その瞬間、「あ、自分はもう昇進ラインから外れてるんだな」と悟ったといいます。
以来、仕事へのやる気は徐々に薄れ、「ただこなすだけ」の毎日に。


なぜ中高年は“出世の壁”にぶつかるのか?

理由はひとつではありません。よくある背景を見てみましょう。

成果主義へのシフト

年功序列ではなく、「結果を出せる人」「変化に強い人」が評価される時代。
柔軟性やスピードが求められる今、40代後半~50代が不利になるケースも増えています。

ポストの数が限られている

組織のスリム化で、部長や役員クラスのポジションは減少。
昇進待ちのまま何年も停滞することも珍しくありません。

デジタル対応への遅れ

デジタルツールの活用が当たり前になった今、ITへの苦手意識があると評価を下げられてしまうことも。


出世が全てじゃない。キャリアは自分で描き直せる

昇進できなかった=キャリアの終わり、ではありません。
むしろ、そのタイミングこそ「自分にとっての働き方」を見直すチャンスです。

たとえば…

  • 得意分野を深めて“頼られる存在”になる
  • 社内異動で新しいことにチャレンジする
  • 自分の経験を活かして、別の会社で再スタートする

キャリアの正解はひとつじゃない。
「自分は何ができるのか」「これからどう生きたいか」を軸に考えることが大切です。


【事例②】52歳・経理課長:「やりがい」を求めて転職

経理歴30年のBさん(52歳)は、安定企業の課長職にいました。
でも、仕事に慣れすぎて、正直“飽きていた”そうです。上のポストも空かず、このまま定年までいるイメージが湧かない…。

そんなとき、ベンチャー企業のCFO候補という求人と出会い、転職を決意。
年収は少し下がったものの、裁量が大きく、経営に関わるやりがいもあり、今は毎日が充実しているそうです。

Bさんはこう語ります。
「年齢を重ねたからこそ、仕事の本質が見えてきた。若いころには気づけなかったやりがいが、今はあるんです」


中高年でも転職が現実的になってきた理由

以前は「40代・50代で転職なんて無理」と言われていましたが、今は違います。
社会全体が変わってきているんです。

即戦力ニーズが高まっている

経験豊富な人材は、中小企業やベンチャー企業にとって“即戦力”。
特にマネジメント経験のある人は重宝されます。

働き方の多様化

副業OK、定年延長、リモートワークの普及など、働き方が柔軟になったことで、年齢による制限がゆるやかに。

キャリア支援が充実

転職エージェントやキャリアコンサルタントのサポートを受ければ、方向性を一緒に考えることができます。


中高年転職で“うまくいく人”の共通点

  • 自分の強みがわかっている
     「何ができるか」「どこで価値を発揮できるか」を整理できている人は強いです。
  • プライドにこだわらない
     肩書きや年収に執着せず、「学ぶ姿勢」「柔軟さ」がある人はチャンスをつかみやすい。
  • 学びを止めていない
     新しい知識やスキルを吸収し続ける姿勢が、年齢を超えた評価につながります。

【事例③】50歳・元部長:地方企業で“第二のキャリア”を構築

IT企業の部長だったCさん(50歳)は、競争の激しい職場に疲れ、「このままここにいても幸せじゃない」と退職を決意。
転職先は、地方にある製造業の経営企画部門でした。

最初は異業種への挑戦に不安もありましたが、自分の経験や視点が評価され、今では経営陣の一員として活躍中。仕事だけでなく、自然豊かな生活環境にも満足しているそうです。

Cさんの言葉が印象的です。
「あと20年働くなら、“どこで・誰と・どう働くか”は本当に大事。お金より“納得できる働き方”を優先したい」


まとめ:キャリアは、いくつになっても描き直せる

出世できなかったとしても、それは「キャリアの終わり」じゃありません。
むしろ、“自分らしい働き方”を見つけるチャンス。

これからの人生、どんなふうに働いていきたいか。
どんな環境なら、自分の力をもっと発揮できるか。

中高年だからこそ、経験という強みを武器にできるんです。


最後に:少しでもモヤモヤしているなら、動いてみませんか?

いきなり転職しろとは言いません。でも、
「今のままでいいのかな…?」と感じているなら、まずは情報収集からでもOKです。

誰かに話を聞いてもらったり、キャリアの棚卸しをしてみたり。
動き出せば、きっと見えてくるものがあります。

人生は、何歳からでも変えられる。
50代からのキャリアは、“新しいスタート”かもしれません。


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