50代不動産業界転職で書類選考に落ちないための年齢対策
50代で不動産業界へ転職する場合、最初の壁は書類選考です。
面接に進めない——この段階で止まってしまう人が多いのが現実です。
しかし原因は「年齢」そのものではありません。
問題は、50代の見せ方です。
不動産業界は成果主義。
評価されるのは「今、稼げるかどうか」です。
ここを押さえれば、書類通過率は確実に上がります。
なぜ50代は書類で落ちやすいのか
企業側が不安に思うのは次の3点です。
・人件費が高いのではないか
・柔軟性に欠けるのではないか
・現場プレイヤーとして動けるのか
つまり「扱いづらくないか?」という懸念です。
書類は、この不安を消すためにあります。
対策① 役職より“現場実績”
落ちる例
営業部長として20名を統括
応募先がプレイヤー職の場合、
「現場で動けるのか?」と疑問を持たれます。
通過する書き方
年間売上1.8億円(直近3年平均)
新規開拓から契約まで一貫担当
肩書きより、自分が何をしていたかを書きましょう。
不動産業界はシンプルです。
売れる人かどうか。それだけです。
対策② 給与の不安を消す
50代=高給、という先入観があります。
希望年収を強く打ち出すと不利です。
良い一文
成果で評価される環境を希望しています。
これだけで印象は大きく変わります。
固定給より成果重視。
この姿勢をにじませることが重要です。
対策③ ITへの対応力を示す
「50代はITに弱い」という先入観もあります。
抽象的な表現は避けましょう。
修正例
修正前
顧客基盤を活かした営業
修正後
CRM活用によりリピート率35%向上
ポータル反響から成約率22%達成
ツール名+数字。
これだけで印象は若返ります。
対策④ 年齢を“信頼感”に変える
不動産は高額商材です。
顧客は安心できる担当者を求めます。
通過事例
法人営業25年
役員クラスとの商談多数
3億円規模の契約実績
若さではなく、重みが評価されます。
高単価商材ほど、50代は相性が良いのです。
対策⑤ 扱いやすさを明文化する
企業が知りたいのはここです。
・若手上司でも問題ないか
・現場業務に前向きか
・素直に学べるか
書かなければ伝わりません。
例文
年齢に関係なく成果にこだわり、常に学び続けます。若手メンバーとも積極的に連携します。
安心材料は、言葉にして示しましょう。
対策⑥ 宅建の扱い方
宅建は重要な評価ポイントです。
未取得なら
現在学習中(2026年受験予定)
取得済みなら登録状況も明記。
資格は「本気度」の証明になります。
やってはいけない3つ
① 経歴を全部書く
→ 直近10〜15年に絞る
② 武勇伝だけを書く
→ 再現性ある数字で示す
③ 抽象的な自己PR
→ 具体的な成果で語る
まとめ
若く見せる必要はありません。
必要なのは次の3点です。
・今も成果を出せる
・柔軟に動ける
・組織にフィットする
50代転職の鍵は、
経験を削る勇気です。
企業が知りたいのは、過去の肩書きではありません。
これから利益を生むかどうかです。
年齢は変えられません。
しかし、伝え方は変えられます。
書類は過去の履歴ではなく、未来への提案書です。