40代不動産業界転職で書類選考に通る人・落ちる人の決定的な違い

2026.2.17
コラム

40代での転職は、20代・30代とはまったく別物です。

「経験はあるのに書類で落ちる」
「なぜ面接にすら進めないのか分からない」

こうした悩みを抱える方は少なくありません。

しかし実際には、能力の問題ではなく“伝え方の設計”に差があるケースがほとんどです。

今回は、40代で不動産業界へ転職する際に、書類選考を通過する人と落ちる人の決定的な違いを、事例を交えて解説します。


不動産業界が40代に求めていること

不動産業界には、売買仲介・賃貸仲介・管理・仕入れ・開発などさまざまな分野があります。

代表的な企業には、
三井不動産リアルティ
住友不動産販売
東急リバブル
などがあります。

こうした企業が40代に期待しているのは、単なる「経験年数」ではありません。

求められているのは、次の3点です。

  • 即戦力としての再現性
  • 組織への具体的な貢献
  • プレイヤーとしての実行力

ここを理解しているかどうかで、職務経歴書の質は大きく変わります。


決定的な違い①

「経験の羅列」か「成果の構造化」か

落ちる人の特徴

  • 20年間営業を担当
  • 多くの顧客を対応
  • チームリーダー経験あり

事実は書いてありますが、これでは評価されません。

企業が知りたいのは、

「いくら売ったのか」
「どうやって成果を出したのか」

この2点です。


通る人の書き方

通過する人は、数字とプロセスで語ります。

  • 年間売上〇億円(部門1位3回)
  • 媒介取得件数45件
  • 紹介比率40%へ改善

さらに、

エリア分析を徹底し、接点数を月30件増加。その結果、契約率を向上させた。

このように“再現性”まで書いています。

これが通過者との決定的な差です。


決定的な違い②

「過去の実績」だけか「未来への接続」があるか

40代で多いのが、過去の肩書きに頼る書き方です。

落ちる例

  • 支店長として10名を統括
  • 社内表彰を受賞

立派な実績ですが、それだけでは足りません。


通る例

御社の地域密着戦略において、オーナー深耕営業の経験を活かし管理戸数拡大に貢献できる。

自分の強みと企業の方向性がつながっています。

40代は即戦力採用です。
「御社で何ができるか」が明確でなければ通過は難しくなります。


決定的な違い③

マネジメント経験の伝え方

40代は管理職経験者が多い年代です。

しかし、不動産業界で求められるのは“プレイングマネージャー”。

落ちる例

  • マネジメント中心
  • 営業から離れていた

これでは「数字を作れるのか?」と不安を持たれます。


通る例

  • 自身も年間売上〇千万を維持
  • 部下同行営業を月20件実施
  • 育成フローを仕組み化

自分も成果を出しながら組織を伸ばしてきた。

ここが明確だと評価は一気に上がります。


事例比較

Aさん(45歳・売買営業20年)

経験豊富、宅建保有。
しかし職務経歴書は抽象表現中心。

売上実績なし。
成果プロセスの記載なし。

結果、3社連続で書類不通過。


Bさん(44歳・営業経験5年)

経験年数は短いものの、

  • 媒介取得45件
  • 紹介比率35%
  • 単価向上施策を実施

さらに企業戦略との接続を明記。

結果、大手含む2社で通過。

差は「具体性」と「企業視点」でした。


書類通過率を上げる3つの設計

数字は必須

売上・件数・達成率。
最低3つは入れましょう。


強みは1〜2個に絞る

全部書くと弱く見えます。

「これなら負けない」という武器を明確に。


転職理由を論理で語る

感情ではなく、戦略で説明する。

ここが曖昧だと、40代は特に警戒されます。


まとめ

40代不動産転職で書類が通る人は、

  • 数字で語る
  • 再現性を書く
  • 企業と接続させる

落ちる人は、

  • 抽象的
  • 過去自慢で終わる
  • 企業視点がない

違いはシンプルです。

40代転職は、素材の勝負ではありません。
“編集力”の勝負です。

一度、職務経歴書を開いてみてください。

数字は十分に入っていますか。
御社でどう貢献するかまで書けていますか。

そこを整えるだけで、通過率は確実に変わります。

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