20代エンジニア志望者がIT業界の書類選考を通過するための「スキルの見せ方」

2026.2.13
コラム

「勉強しているのに、なぜか書類で落ちる」

20代でIT業界を目指す人に多い悩みです。

原因の多くは、スキル不足ではありません。
見せ方”の問題です。

IT企業は、次の4つを見ています。

  • 何ができるか
  • どのレベルまでできるか
  • なぜ学んだか
  • これから伸びそうか

この記事では、書類通過率を上げる「スキルの見せ方」を具体例とともに解説します。


なぜ書類で落ちるのか?

企業が20代に求めるのは「将来性」です。

それなのに落ちる人の特徴はシンプルです。

  • 言語名だけを書いている
  • 何ができるか分からない
  • ポートフォリオの説明が浅い
  • 将来像があいまい

「やったこと」は書いてある。
でも「評価できる形」になっていない。

ここが最大の問題です。


スキルは「言語」ではなく「できること」で書く

NG例

Java、HTML、CSSを学習しました。

これではレベルが伝わりません。

OK例

Java(Spring Boot)でWebアプリを開発
・CRUD機能実装
・MySQL連携
・REST API設計
・Gitでのバージョン管理

企業が知りたいのは「触った言語」ではなく「実装できる内容」です。


ポートフォリオは“考え方”まで書く

弱い例

タスク管理アプリを作りました。

強い例

タスク管理Webアプリを開発
使用技術:React / Node.js / MongoDB
・SPA構成を学ぶためReactを採用
・API分離設計を実践
・JWT認証でセキュリティを強化

何を作ったかより、どう考えて作ったかが重要です。


数値は必ず入れる

数値は説得力を生みます。

  • コード量:約3,000行
  • レスポンス速度:1.2秒→0.6秒へ改善
  • テスト利用者:30名

「改善しました」より
「50%高速化しました」の方が強い。


学習の流れを見せる

20代は“伸びしろ採用”。

2024年4月:HTML/CSS学習開始
2024年6月:JavaScript習得
2024年9月:ReactでSPA開発
2024年12月:バックエンド学習開始

成長の過程が見えると、「継続力」が伝わります。


事例:通過率が上がった理由

23歳・未経験のAさん。

改善前は、スキルの羅列のみ。
改善後は次を徹底しました。

  • 実装内容を具体化
  • 課題と解決策を記載
  • GitHubを明記

結果、通過率は大きく改善。

“技術の深さ”が伝わるようになったからです。


チーム経験は必ず書く

IT企業はチーム開発が基本です。

  • Gitのプルリク経験
  • コードレビュー経験
  • 役割分担
  • アジャイル開発参加

小さな経験でも書きましょう。


NG表現を避ける

× 成長したい
× 頑張ります

○ API設計スキルを高めたい
○ 将来は設計工程に携わりたい

抽象的な言葉は評価されません。
具体的に書くことが大切です。


書類構成のおすすめ

  1. 技術サマリー
  2. 開発経験
  3. ポートフォリオ
  4. 学習履歴
  5. キャリアビジョン

最初の「技術サマリー」で勝負が決まります。


まとめ

IT業界の書類選考は、スキル量よりも伝え方。

✔ できることベースで書く
✔ 設計意図を書く
✔ 数値化する
✔ 成長過程を示す
✔ 客観的証拠を出す

職務経歴書は、あなたの最初のプロダクト。

エンジニアとしての設計力を、書類で証明しましょう。


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