20代エンジニア志望者がIT業界の書類選考を通過するための「スキルの見せ方」
「勉強しているのに、なぜか書類で落ちる」
20代でIT業界を目指す人に多い悩みです。
原因の多くは、スキル不足ではありません。
“見せ方”の問題です。
IT企業は、次の4つを見ています。
- 何ができるか
- どのレベルまでできるか
- なぜ学んだか
- これから伸びそうか
この記事では、書類通過率を上げる「スキルの見せ方」を具体例とともに解説します。
なぜ書類で落ちるのか?
企業が20代に求めるのは「将来性」です。
それなのに落ちる人の特徴はシンプルです。
- 言語名だけを書いている
- 何ができるか分からない
- ポートフォリオの説明が浅い
- 将来像があいまい
「やったこと」は書いてある。
でも「評価できる形」になっていない。
ここが最大の問題です。
スキルは「言語」ではなく「できること」で書く
NG例
Java、HTML、CSSを学習しました。
これではレベルが伝わりません。
OK例
Java(Spring Boot)でWebアプリを開発
・CRUD機能実装
・MySQL連携
・REST API設計
・Gitでのバージョン管理
企業が知りたいのは「触った言語」ではなく「実装できる内容」です。
ポートフォリオは“考え方”まで書く
弱い例
タスク管理アプリを作りました。
強い例
タスク管理Webアプリを開発
使用技術:React / Node.js / MongoDB
・SPA構成を学ぶためReactを採用
・API分離設計を実践
・JWT認証でセキュリティを強化
何を作ったかより、どう考えて作ったかが重要です。
数値は必ず入れる
数値は説得力を生みます。
例
- コード量:約3,000行
- レスポンス速度:1.2秒→0.6秒へ改善
- テスト利用者:30名
「改善しました」より
「50%高速化しました」の方が強い。
学習の流れを見せる
20代は“伸びしろ採用”。
例
2024年4月:HTML/CSS学習開始
2024年6月:JavaScript習得
2024年9月:ReactでSPA開発
2024年12月:バックエンド学習開始
成長の過程が見えると、「継続力」が伝わります。
事例:通過率が上がった理由
23歳・未経験のAさん。
改善前は、スキルの羅列のみ。
改善後は次を徹底しました。
- 実装内容を具体化
- 課題と解決策を記載
- GitHubを明記
結果、通過率は大きく改善。
“技術の深さ”が伝わるようになったからです。
チーム経験は必ず書く
IT企業はチーム開発が基本です。
- Gitのプルリク経験
- コードレビュー経験
- 役割分担
- アジャイル開発参加
小さな経験でも書きましょう。
NG表現を避ける
× 成長したい
× 頑張ります
○ API設計スキルを高めたい
○ 将来は設計工程に携わりたい
抽象的な言葉は評価されません。
具体的に書くことが大切です。
書類構成のおすすめ
- 技術サマリー
- 開発経験
- ポートフォリオ
- 学習履歴
- キャリアビジョン
最初の「技術サマリー」で勝負が決まります。
まとめ
IT業界の書類選考は、スキル量よりも伝え方。
✔ できることベースで書く
✔ 設計意図を書く
✔ 数値化する
✔ 成長過程を示す
✔ 客観的証拠を出す
職務経歴書は、あなたの最初のプロダクト。
エンジニアとしての設計力を、書類で証明しましょう。