未経験から営業職を目指す志望動機の作り方|事例でわかる通過率アップ術

2025.12.17
コラム

営業職は未経験から挑戦する人が多い職種です。その一方で、志望動機の質は選考結果に大きく影響します。
ここでは、未経験でも説得力のある志望動機を書くためのコツと、すぐ使える事例をわかりやすくまとめました。


1. 未経験でも営業を目指せる理由

営業は「経験よりも行動・顧客理解・課題解決力」が求められるため、異業種からの採用が活発です。

  • ポテンシャル採用が多い
  • 業界ごとに営業スタイルが違うため未経験者が馴染みやすい
  • 未経験者の視点を求める企業も多い

未経験だから不利ということはありません。


2. 志望動機で企業が見ている3つのポイント

なぜ営業なのかが明確か

「コミュニケーションが好き」だけでは弱い。
営業という仕事を選んだ理由(背景) が必要です。

過去の経験をどう活かせるか

未経験でも、営業に転用できる経験は必ずあります。

  • ヒアリング
  • 調整力
  • 提案力
  • 問題解決力

企業はこの“転用性”を評価します。

企業の営業スタイルを理解しているか

営業には種類があります。

  • 新規/既存
  • 有形/無形
  • 個人/法人

応募企業の特徴に触れると一気に精度が上がります。


3. 未経験でも書ける「志望動機の型」

読みやすく、説得力のある構成は次の4ステップです。

STEP1:営業を志望する理由

営業に魅力を感じたきっかけを簡潔に。

STEP2:活かせる経験・強み

具体的なエピソードがあると強い。

STEP3:企業を選んだ理由

営業スタイル・事業内容に触れる。

STEP4:入社後の目標

数字・行動を交えた具体的な目標を書く。


4. 【読みやすくした事例集】未経験でも説得力が出る志望動機例


事例①:販売職 → 営業職

アパレル販売で、お客様の要望を引き出し最適な提案をするやりがいを感じてきました。もっと深い課題解決に関わりたいと思い、営業職を志望しています。

販売で培った「ヒアリング力」「提案力」は御社の法人営業でも活かせると考えます。
御社は既存顧客との関係構築を重視している点に魅力を感じています。まずは商品理解と受注達成を目指し、信頼される営業として貢献したいと考えています。


事例②:事務職 → 営業職

営業事務として営業担当者をサポートする中で、自分も顧客の課題に向き合いたいと感じ、営業職を志望しました。

事務で磨いた「正確性」「調整力」「迅速な対応力」は営業活動でも役立つと考えています。
導入後フォローを大切にする御社の営業スタイルに惹かれ、自分の強みを最も活かせる環境だと感じています。


事例③:サービス業 → 無形商材営業

飲食業の接客で身につけた「相手の意図を読み取る力」と「迅速な対応力」を、もっと長期的な課題解決に活かしたく営業職を志望しました。

御社の人材サービスのように、企業ごとに異なる課題を整理し解決策を提案する営業スタイルに魅力を感じています。まずは課題把握と関係構築を丁寧に行い、一社一社に向き合いたいと考えています。


事例④:未経験 → IT営業

社内システム導入プロジェクトに関わった経験から、ITの力で業務改善できることに興味を持ち、営業として広めたいと考え志望しました。

独学でツールを学び改善に取り組んできた経験から、学習しながら成果を出すことに自信があります。
研修・同行体制が整う御社で基礎を固め、小規模案件から着実に成果を出していきたいと考えています。


5. 未経験の志望動機でやりがちなNG表現

  • 「稼ぎたい」だけで終わる
  • 「コミュニケーションが得意」だけで根拠がない
  • 「御社ならできそう」など受け身な表現

根拠のない主張は評価されにくく、未経験ほど具体性が重要です。


6. まとめ:志望動機は“経験の翻訳力”がすべて

未経験から営業職を目指す場合、企業が知りたいのは次の4点です。

  1. 営業を選ぶ理由
  2. 過去経験をどう活かすか
  3. 企業の営業スタイルへの理解
  4. 入社後の具体的な目標

この型に沿って書けば、未経験でも伝わる志望動機になります。


必要であれば、あなたの職歴に合わせて完全オーダーメイドの志望動機も作成します。
応募企業名・経歴をいただければ、すぐに仕上げます。

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