営業職転職に強い書類テンプレートと実例

2025.12.02
コラム

〜採用担当者が読みたくなる職務経歴書の作り方〜

営業職の転職では、資格よりも「数字」「成果」「理由」「再現性」が重視されます。
にもかかわらず、書類で次のような残念なパターンが多く見られます。

  • 「がんばりました」で終わっている
  • 数字が書かれていない
  • 行動や成果の理由がない
  • 企業に与えるメリットが語られていない

こうなると、実力があっても選考に進めません。
そこで本記事では、営業職の転職で通過率が上がる

  • 職務経歴書・履歴書の構成
  • 実際に使えるテンプレート
  • 採用担当者が評価するポイント
  • そのまま使える例文

をまとめて解説します。


1.採用担当者は何を見ているのか?

成果が数字で書かれているか

営業職は数字が客観的な指標になるため、以下は必須です。

  • 売上
  • 達成率
  • 成約件数
  • 商談化率
  • 顧客数

数字があるだけで説得力が大きく変わります。

成果が出た理由を書けているか(再現性)

企業が最も知りたいのは、

「入社後も同じ成果を出せるか?」

そのため以下を書けると強い評価になります。

  • 課題発見
  • アプローチ方法
  • 改善策
  • 具体的な行動
  • なぜ結果につながったか

企業にとってのメリットが伝わるか

採用担当が読みたいのは

「採用したら売上や成果が伸びるか?」

自己都合を述べる志望動機だけだと弱くなります。

読みやすい構成か

内容はよくても、

  • 改行がない
  • 文章が長すぎる
  • 情報が散らばっている

と、読者に負担がかかりマイナス評価になります。


2.営業職転職に強い職務経歴書テンプレート

職務経歴書の構成

職務要約

2〜5行で以下を簡潔に。

  • 経験年数
  • 担当業務
  • 主な成果(数字)
  • 得意分野

職務経歴

【会社名】
【雇用形態】
【在籍期間】
【事業概要】

■担当業務

  • 商材
  • 営業手法
  • 顧客層
  • 担当範囲

■成果

  • 売上・件数・達成率
  • 期間
  • 改善結果

■成果の理由

  • 課題
  • 取り組み
  • 提案内容
  • 具体的な行動
  • 結果につながった流れ

自己PR

  • 強み
  • 裏付けとなる数字
  • 入社後どう貢献できるか

資格・スキル

  • プレゼン
  • 商談管理(CRM)
  • PCスキル
  • 分析スキル

3.そのまま使える職務経歴書例

職務経歴書(例)

【職務要約】

法人向けクラウド業務システムの提案営業を5年間経験。
新規開拓を中心に、年間売上120%達成を継続。
課題の可視化を軸とした提案力を強みとし、導入後のフォローによる追加契約にも貢献。


【職務経歴】

■株式会社ABC(正社員)
在籍:2019年4月〜2024年1月
従業員数:350名/クラウド業務システムの開発・販売

【担当業務】

  • 法人向けSaaS提案営業
  • 年間200社へのアプローチ
  • オンライン・対面商談
  • 展示会での新規顧客獲得
  • 導入後フォロー

【成果】

  • 年間売上:2,400万円(120%達成)
  • 月平均成約:4.2件
  • 成約率:17%→29%に改善
  • 追加契約率:42%

【成果につながった取り組み】

  • 多くの企業に共通する課題「属人化」に着目
  • 商談前のヒアリング項目を整備
  • 導入効果を数値で提示できる提案資料に改善
  • 導入後フォローの標準化により継続取引を増加

【自己PR】

新規開拓を中心に、商談の質と提案の再現性を高めるため以下を徹底しました。

  • 課題ヒアリング
  • 仮説提案
  • 運用開始後の支援

その結果、年間売上120%達成と成約率改善を実現。
貴社でも顧客課題を捉えた提案で成果向上に貢献できます。


4.履歴書の志望動機テンプレートと例文

志望動機の構成

  1. 転職理由
  2. なぜその会社を選ぶのか
  3. 入社後どう貢献するか
  4. その根拠となる実績

この流れがあると一気に説得力が増します。


志望動機(例)

貴社サービスによる業務改善効果の高さに魅力を感じ、志望しました。
前職ではクラウドシステムの法人営業として、課題ヒアリングと導入効果の数値化に取り組み、年間売上120%を達成しました。
また、稟議に通りやすい資料作成や導入後のフォローにも注力し、追加契約率42%を実現しました。
貴社でも顧客課題の可視化を軸に、提案型営業として貢献できると考えております。


5.書類が通過する人の共通点

最初に数字を置く

例:

  • 年間売上120%
  • 成約率29%
  • 新規200社対応

数字は判断しやすく、最も記憶に残ります。

成果の“理由”が具体的

企業が知りたいのは

「どうやって成果を出したのか?」

改善・提案・行動があるほど評価されます。

企業視点で書けている

採用担当は

「入社後にどんな成果を出す人なのか」

を見ています。


6.落ちる書類にありがちな特徴

  • 数字がない
  • がんばっただけになっている
  • 行動理由が書かれていない
  • 文章が読みにくい

内容が良くても、伝わらなければ不合格になります。


7.改善例(ビフォー→アフター)

ビフォー

営業経験があり、売上に貢献してきました。努力してお客様に信頼される営業を心がけました。

アフター

法人新規開拓で年間売上2,400万円(120%達成)。
事前ヒアリングと提案資料の改善により、成約率を17%→29%へ向上。
導入後フォローを強化し追加契約率42%を実現。

同じ内容でも、数字と理由があると印象が変わります。


8.まとめ

営業職の書類選考で通過率を上げるポイントは次の4つです。

  • 成果を数字で書く
  • 成果の理由・プロセスを説明する
  • 読みやすい構成にする
  • 企業目線で採用メリットを伝える

今回のテンプレート・例文はそのまま使えます。
また、必要であれば

  • あなたの職歴を使った具体的な添削
  • 志望動機作成
  • 自己PR改善

なども可能です。いつでも相談してください。

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