営業職転職に強い書類テンプレートと実例
〜採用担当者が読みたくなる職務経歴書の作り方〜
営業職の転職では、資格よりも「数字」「成果」「理由」「再現性」が重視されます。
にもかかわらず、書類で次のような残念なパターンが多く見られます。
- 「がんばりました」で終わっている
- 数字が書かれていない
- 行動や成果の理由がない
- 企業に与えるメリットが語られていない
こうなると、実力があっても選考に進めません。
そこで本記事では、営業職の転職で通過率が上がる
- 職務経歴書・履歴書の構成
- 実際に使えるテンプレート
- 採用担当者が評価するポイント
- そのまま使える例文
をまとめて解説します。
1.採用担当者は何を見ているのか?
① 成果が数字で書かれているか
営業職は数字が客観的な指標になるため、以下は必須です。
- 売上
- 達成率
- 成約件数
- 商談化率
- 顧客数
数字があるだけで説得力が大きく変わります。
② 成果が出た理由を書けているか(再現性)
企業が最も知りたいのは、
「入社後も同じ成果を出せるか?」
そのため以下を書けると強い評価になります。
- 課題発見
- アプローチ方法
- 改善策
- 具体的な行動
- なぜ結果につながったか
③ 企業にとってのメリットが伝わるか
採用担当が読みたいのは
「採用したら売上や成果が伸びるか?」
自己都合を述べる志望動機だけだと弱くなります。
④ 読みやすい構成か
内容はよくても、
- 改行がない
- 文章が長すぎる
- 情報が散らばっている
と、読者に負担がかかりマイナス評価になります。
2.営業職転職に強い職務経歴書テンプレート
▼職務経歴書の構成
① 職務要約
2〜5行で以下を簡潔に。
- 経験年数
- 担当業務
- 主な成果(数字)
- 得意分野
② 職務経歴
【会社名】
【雇用形態】
【在籍期間】
【事業概要】
■担当業務
- 商材
- 営業手法
- 顧客層
- 担当範囲
■成果
- 売上・件数・達成率
- 期間
- 改善結果
■成果の理由
- 課題
- 取り組み
- 提案内容
- 具体的な行動
- 結果につながった流れ
③ 自己PR
- 強み
- 裏付けとなる数字
- 入社後どう貢献できるか
④ 資格・スキル
- プレゼン
- 商談管理(CRM)
- PCスキル
- 分析スキル
3.そのまま使える職務経歴書例
▼職務経歴書(例)
【職務要約】
法人向けクラウド業務システムの提案営業を5年間経験。
新規開拓を中心に、年間売上120%達成を継続。
課題の可視化を軸とした提案力を強みとし、導入後のフォローによる追加契約にも貢献。
【職務経歴】
■株式会社ABC(正社員)
在籍:2019年4月〜2024年1月
従業員数:350名/クラウド業務システムの開発・販売
【担当業務】
- 法人向けSaaS提案営業
- 年間200社へのアプローチ
- オンライン・対面商談
- 展示会での新規顧客獲得
- 導入後フォロー
【成果】
- 年間売上:2,400万円(120%達成)
- 月平均成約:4.2件
- 成約率:17%→29%に改善
- 追加契約率:42%
【成果につながった取り組み】
- 多くの企業に共通する課題「属人化」に着目
- 商談前のヒアリング項目を整備
- 導入効果を数値で提示できる提案資料に改善
- 導入後フォローの標準化により継続取引を増加
【自己PR】
新規開拓を中心に、商談の質と提案の再現性を高めるため以下を徹底しました。
- 課題ヒアリング
- 仮説提案
- 運用開始後の支援
その結果、年間売上120%達成と成約率改善を実現。
貴社でも顧客課題を捉えた提案で成果向上に貢献できます。
4.履歴書の志望動機テンプレートと例文
▼志望動機の構成
- 転職理由
- なぜその会社を選ぶのか
- 入社後どう貢献するか
- その根拠となる実績
この流れがあると一気に説得力が増します。
▼志望動機(例)
貴社サービスによる業務改善効果の高さに魅力を感じ、志望しました。
前職ではクラウドシステムの法人営業として、課題ヒアリングと導入効果の数値化に取り組み、年間売上120%を達成しました。
また、稟議に通りやすい資料作成や導入後のフォローにも注力し、追加契約率42%を実現しました。
貴社でも顧客課題の可視化を軸に、提案型営業として貢献できると考えております。
5.書類が通過する人の共通点
① 最初に数字を置く
例:
- 年間売上120%
- 成約率29%
- 新規200社対応
数字は判断しやすく、最も記憶に残ります。
② 成果の“理由”が具体的
企業が知りたいのは
「どうやって成果を出したのか?」
改善・提案・行動があるほど評価されます。
③ 企業視点で書けている
採用担当は
「入社後にどんな成果を出す人なのか」
を見ています。
6.落ちる書類にありがちな特徴
- 数字がない
- がんばっただけになっている
- 行動理由が書かれていない
- 文章が読みにくい
内容が良くても、伝わらなければ不合格になります。
7.改善例(ビフォー→アフター)
▼ビフォー
営業経験があり、売上に貢献してきました。努力してお客様に信頼される営業を心がけました。
▼アフター
法人新規開拓で年間売上2,400万円(120%達成)。
事前ヒアリングと提案資料の改善により、成約率を17%→29%へ向上。
導入後フォローを強化し追加契約率42%を実現。
同じ内容でも、数字と理由があると印象が変わります。
8.まとめ
営業職の書類選考で通過率を上げるポイントは次の4つです。
- 成果を数字で書く
- 成果の理由・プロセスを説明する
- 読みやすい構成にする
- 企業目線で採用メリットを伝える
今回のテンプレート・例文はそのまま使えます。
また、必要であれば
- あなたの職歴を使った具体的な添削
- 志望動機作成
- 自己PR改善
なども可能です。いつでも相談してください。